自宅でできるトレーニング(HIITトレーニングについて)
忙しくて時間があまり無かったり、早く終わらせたいと思う方も少なくないと思いますが、自宅でもできる脂肪燃焼トレーニング、HIITトレーニングを紹介します。
HIITとは、高強度インターバルトレーニングを意味をし、心拍数を高め、筋力に高い負荷をかける「全力運動」と「休憩」を交互に実践することで、心肺機能や筋力を高めることができると言われています。もともとはアスリート発のトレーニング法ですが、近年フィットネス業界でも人気が高まっています。
人気の秘密は、なんといってもその脂肪燃焼効果。運動中だけでなく、運動した後も脂肪が燃え続ける「アフターバーン効果」も期待できます。
「HIIT」(高強度インターバルトレーニング)のやり方
運動強度や継続時間、筋トレ種目は専門家によっても見解が異なり、たとえば全力運動の時間が20秒の場合もあれば、30秒という場合もあります。また、数種類の筋トレを順番に行う方法や、全力ダッシュと歩く動作を繰り返す方法もあります。
【HIITのやり方】
筋トレを20秒間続ける。
10秒休む。
1と2を5セット~8セット繰り返す。きつい時には、筋トレの時間を10秒に短縮したり、セット数を減らしてもOK。とにかく無理せずに続けられる方法を探ってみましょう。
HIITが脂肪減少効果が高い理由
では、なぜHIITは短期間で体脂肪減少が見込めるのでしょうか?
一般的に言われているのが、激しい運動をした後にはカロリーが消費しやすい状態が作られ、それがダイエット効果に繋がると言われています。これは運動後の過剰酸素摂取量(EPOC)と関係しており、身体を元の状態に戻そうと酸素の消費が増え続ける「アフターバーン効果」といわれております。
HIITをやっている間は糖質が消費され、脂質がエネルギーとしては使われません。HIITは運動強度が高い高強度な運動でガンガン脂肪を燃やしてスッキリ痩せるというタイプの運動ではありません。
アフターバーン効果とは?
私たちの体は、ハードな運動によって体が酸素不足になったときに、酸素不足を補おうとしてより多くの酸素を消費しますが、その結果、運動後の数時間は代謝が高い状態が続くのです。アフターバーン効果によって代謝の高い状態が続くと、通常よりも多くのカロリーが消費されるようになりますが、高強度インターバルトレーニングを続けると、この状態は24~72時間ほど持続します。
カロリー消費は一般的な有酸素運動の6倍~10倍とも言われており、脂肪の減少や心肺機能の強化、筋力アップなど、身体機能の強化、ダイエットの効果を実感できると思います。
トレーニング後は立っていられないほどの負担がかかることもあり、個人的な体感としてはジョギング1時間ほどやり終えたぐらいの疲労を感じます。
短時間で出来る点が、毎日、仕事や家事で忙しい方々にもおすすめする理由の1つです。
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